雛人形の処分はどうしてる?供養は必要?お雛様を捨てるタイミングや注意点を紹介

これまで大切に保管してきた雛人形をお子様の成長にともなって、処分すべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。雛人形の処分方法にはさまざまな仕方があり、後悔しないためにも納得のいく方法を選ぶ事が大切です。

この記事では雛人形の処分方法や処分するタイミング、供養の必要性などを紹介します。「雛人形を捨てたい」「雛人形の処分はみんなどうしてるのだろう?」という方は、参考にしてくださいね。

後悔しないために雛人形処分前に確認したいポイント

雛人形はお子様が小さい頃から大切にしてきたものだからこそ、適切な方法で処分する必要があります。雛人形を手放して後悔しないように、まずは3つのポイントを確認しましょう。

雛人形は捨てても問題ない

雛人形を飾らなくなったら、処分しても問題ありません。とはいえ雛人形には、子どもの身代わりになって厄を受けるお守りの意味合いがあるため、本当に処分しても良いのか悩む方も多いでしょう。

しかし、雛人形を作るときは魂入れのような儀式は行わないため魂が宿ることはなく、捨ててもバチは当たりません。役目を終えた人形を捨てるのは、決して悪いことではないのです。

雛人形を燃やして処分するのはNG

雛人形を処分する際は、供養の意味を込めていたとしても、ご自身で燃やして処分すると法律違反に当たります。具体的には廃棄物処理法の第16条の2の違反にあたり、違反すると5年以下の懲役、または1,000万円以下の罰金が課せられる恐れがあります。ご自身の敷地内であっても燃やすと法律違反になるので、処分や供養したいからといって燃やすのは避けましょう。

処分前に家族にも確認をする

雛人形は家族の思い出が詰まっているものなので、処分する際は家族と話し合い、みんなが納得したうえで手放すのが望ましい形です。なかには家族写真や大切な品などが雛人形と一緒にしまっていることもあり、勝手に捨てると大切なものまで一緒に捨ててしまうかもしれません。雛人形を最後にもう一度飾り、これまで成長を見守ってくれた人形に感謝の気持ちでお別れしましょう。

雛人形の処分はみんなどうしてる?方法7選

雛人形の処分の仕方は、主に下記の7通りです。

  • 買取業者に売る
  • 神社・寺で供養して手放す
  • 自治体のゴミとして回収してもらう
  • 親戚や知人の女の子に譲る
  • 保育園や介護施設などに寄付する
  • 不用品業者に処分してもらう
  • フリマアプリやオークションで販売する

7つの処分方法を具体的に見ていきましょう。

雛人形の処分方法①:買取業者に売る

「大切な雛人形を捨てるのは気が引ける。だけど、処分しないといけない。」そんな方には、買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。買取業者に雛人形を売ると、買取料金として現金を受け取れるうえに、何らかの形で雛人形を必要な方に届けてもらえます。

また、出張買取を選べば、自宅にいながら無料で雛人形を処分できます。「雛人形を捨てるのはもったいない」「できるだけ費用をかけずに処分したい」という方は、ぜひ出張買取のプリンスフラワーにお問い合わせください。

雛人形の処分方法②:神社・寺で供養して手放す

人形には古来から魂が宿っているといわれており、神社・寺で供養して処分することもできます。雛人形を処分することに罪悪感を感じる方は、寺社で供養してもらうと良いでしょう。

ただし、寺社で雛人形を供養してもらう際は、有料です。供養費用は寺社によって異なりますが、相場は雛人形1体につき1,000〜5,000円程度、1箱あたり5,000〜1万円程度です。

また、寺社によって雛人形の本体のみ受け付けているところもあれば、付属品も含めて一式で受け入れているところもあります。付属品を受け入れてもらえない場合は、付属品の処分方法も検討しなければいけません。

雛人形の処分方法③:自治体のリサイクルセンターに出す。またはゴミとして回収してもらう

雛人形は、自治体でゴミとして処分することも可能です。手っ取り早く処分したい方は、ゴミとして処分しても良いでしょう。

その他、自治体で運営しているリサイクルセンターに出す方法もあります。

リサイクルセンターでの雛人形の取扱の有無は自治体ごとでことなりますので、まずはお住まいの自治体のホームページなどでご確認ください。

取扱期間が限定的な自治体もあるようです。

リサイクルセンターに回収してもらうことで、雛人形をリサイクル品として再活用してもらうことも可能です。

また、雛人形をゴミとして処分する際は、普通ゴミと同じようにゴミ袋に入れれば問題ありません。雛人形をゴミと一緒に捨てるのに抵抗がある方は、雛人形をタオルや紙につつんだり、お清めの塩と一緒に入れたりする方法もあります。ただし、ガラス入りの雛人形のように長さが30cm以上の雛人形は、粗大ゴミに分類されます。

雛人形の処分方法④:親戚や知人の女の子に譲る

親戚や知人に女の子が生まれた場合は、雛人形を譲るのも手段の1つです。かつては、雛人形は1人1組持つ習慣がありましたが、現代ではその習慣が薄れて、雛人形を親戚や知人などに譲る方も少なくありません。

「雛人形を処分するのは気が引ける」「大事にしてくれる方に使ってほしい」と考えている方は、親戚や知人だと安心して譲れるでしょう。特に有名作家の雛人形や状態が良い雛人形は、譲ってもらった方も喜んでくれるはずです。

雛人形の処分方法⑤:保育園や介護施設などに寄付する

保育園や介護施設などの施設では、雛人形の寄付・寄贈を募っているところもあります。これまで大切にしてきた雛人形が、また他の誰かに大切にしてもらえたら嬉しいですよね。

ただし、施設が雛人形の寄付・寄贈を募っていたとしても、情報があまり拡散されておらず、関係者でなければその呼びかけに気付けない可能性があります。さらに、必ずしも近所にある施設が、雛人形を求めているとは限りません。

雛人形の処分方法⑥:不用品業者に処分してもらう

雛人形の他にも、まとめて処分したい不用品やゴミがある場合は、不用品業者に引き取ってもらうのも方法の1つです。室内から不用品の運搬も行ってくれるので、雛人形を処分する手間がかかりません。

ただし、雛人形を不用品として回収してもらうのは有料です。雛人形のみを処分したい場合は割高になる可能性もあるため、なるべく費用をかけずに処分したい方は買取業者に依頼するなどの方法を選ぶことをおすすめします。

雛人形の処分方法⑦:フリマアプリやオークションで販売する

雛人形を定価で購入すると高価なため、フリマアプリやオークションでも需要はあります。フリマアプリなら自分で決めた金額で売れるので、納得のいく価格で手放せるでしょう。

ただし、フリマアプリやオークションに出品しても、購入希望者が見つかるまではずっと手元に置いておかなければならず、すぐに処分できません。また、購入希望者が現れた場合は、自分で梱包や発送の手続きをする必要があります。

雛人形を手間なくすぐに処分したい場合は、フリマアプリやオークションよりも、出張買取の当社にご相談ください。ご予約いただいた日時にお伺いし、査定から査定金額のお支払い、搬出までその場で完了します。

雛人形を処分するタイミングはいつ?

雛人形を処分するタイミングに決まりはありませんが、女の子のお子さまが成長して自立したときに手放すのが一般的です。例えば成人や就職、結婚などの節目で雛人形を手放そうと決意する方が多いようです。

なかにはお子さまが成人してしばらく経った後も、雛人形を捨てずに大切に保管している方もいるでしょう。その場合は雛人形が古くなって劣化が進んだときや、何年も飾っていないときは処分してもよいタイミングといえます。

雛人形にお焚き上げ供養は必要?

雛人形を供養するかどうかは、個人の判断に委ねられる部分であり、選択は自由です。必ずしも雛人形を供養してから処分しなければいけないわけではありません。もちろん感謝の気持ちを込めてお雛様を供養してから処分すると、気持ちを整理した上で手放せます。

雛人形を本当に手放してもよいのか悩んでいる方は特に、人形供養をすると気持ちに区切りがつけられるでしょう。供養するとそこでお別れですが、価値のある雛人形を持っている場合は、買取業者に売れば無料で処分できるうえに、想定以上のお金を手にできる可能性もあります。

雛人形をお焚き上げ供養する流れ

神社やお寺で雛人形をお焚き上げ供養する際は、下記の流れで行います。

  • 神社やお寺の人形供養に申し込む
  • 供養したい人形を預ける
  • 読経が行われる
  • お焚き上げされる

寺社によって、常時受け付けているところや期間限定で受け入れているところがあるので、事前に確認してから申し込みましょう。人形供養は神社やお寺だけでなく、葬儀社や一般社団法人「日本人形協会」の人形供養を利用することもできます。

また、ご自身で持ち込むところや郵送キットで配送するところなど、方法はさまざまです。供養する場所による効果の違いはないので、ご自身に合う方法を選べば問題ありません。

お焚き上げ供養する前の確認ポイント

人形供養する場合は、雛人形本体だけでなく、付属品も受け入れているかどうかを確認しましょう。雛人形の本体だけ受け入れのところや付属品も受け入れているところなど、受け入れているものの種類はそれぞれ異なります。また、付属品も預けられたとしても、付属品は処分されるだけのケースと、付属品も供養してもらえるケースと方法はさまざまです。

供養料も付属品の有無などで異なり、雛人形は1組5,000円だったとしても、付属品を預けるとさらに追加費用がかかる場合もあります。付属品の処分料として5,000円以上かかるケースもあるので、寺社のホームページなどで事前に費用を確認することが大切です。

雛人形を処分する際の注意点

雛人形を処分するときは、下記の2つに注意しましょう。

  • 納得できる方法で手放そう
  • ガラスケース入りの雛人形は事前に確認しよう

2つの注意点を具体的に解説します。

納得できる方法で手放そう

雛人形を処分する方法にはさまざまありますが、ご自身の納得する方法を選択することが大切です。「こうしなければいけない」「この処分方法は絶対にNG」という決まりはありません。

例えば自分の気持ちに区切りをつけたい方は人形供養を、価値ある雛人形をお金に変えたり次の方に大切に使ってもらったりしたい方は、買取業者に売るのを選ぶとよいでしょう。どんな処分方法を選んでも、納得できる形であれば後悔はしないでしょう。

ガラスケース入りの雛人形は事前に確認しよう

人形供養を利用する場合、ガラスケース入りの雛人形を受け入れているかどうかは、寺社によって異なります。また、ゴミとして処分する場合も一般的な雛人形は普通ゴミとして処分できますが、ガラスケース入りの雛人形は不燃ゴミや粗大ゴミになります。このようにガラスケース入りの雛人形の具体的な処分方法は、事前に確認しなければいけません。

一方で、買取業者ならガラスケース入りの雛人形も買取できます。当社では雛人形の種類に関わらず、価値のある人形は高く買取しておりますので、お気軽にご相談ください。

雛人形を無料で処分するなら出張買取のプリンスフラワー

プリンスフラワーでは、壊れた雛人形や古い雛人形など幅広い種類の雛人形を買取しております。強力な大手業者と提携しているため、他社では買取を断られた雛人形も買取できる可能性があります。

また、当社には遺品供養士が在籍しているため、大切な雛人形を心で供養し、お客様には心から寄り添っていきたいと思っております。当社には雛人形の価値を正確に評価できる鑑定士も在籍しているため、リサイクルショップや他の買取業者よりも高額での買取が可能です。

役目を終えた雛人形を処分したい方は、出張買取のプリンスフラワーにお気軽にお問い合わせください。査定料や出張料、キャンセル料はいただいておりませんので、処分方法に迷っている方は査定だけのご利用も大歓迎です。

雛人形の買取業者に売る場合の相場

雛人形の買取相場は、下記表のとおりです。

特徴 買取相場
有名な作家作 約50,000〜100,000円
人気ブランド 約30,000円
コラボした雛人形 約3,000〜10,000円

有名作家や人気ブランドの雛人形であるほど、買取価格も高くなる傾向があります。

プリンスフラワーの買取実績はこちら

処分したい雛人形を高く売るコツ

処分しようと考えている雛人形は、下記の3つのコツを意識すると、より高い価格で売れる可能性があります。

  • 雛人形をきれいに手入れしておく
  • 付属品は全て揃える
  • キャンペーンしているお店を選ぶ

雛人形の処分方法として、買取業者への売却を選んだ方は参考にしてくださいね。

雛人形をきれいに手入れしておく

雛人形を高く売りたい方は、買取査定に出す前にお手入れしましょう。ほこりがかぶっている雛人形よりも、きれいにお手入れされた雛人形の方が買取価格は高くなる傾向があります。

ただし、雛人形は繊細なものなので、経年劣化を無理にきれいにしようとする必要はありません。ほこりを落としたり、乾拭きしたりする程度のお手入れにしましょう。

付属品は全て揃える

雛人形は細かい付属品がたくさんあるため、それぞれのパーツが全て揃っているか確認してみてください。付属品に欠けているものがあると、買取価格が大きく下がる可能性があります。必ず買取査定に出す前に確認しておきましょう。

キャンペーンしているお店を選ぶ

買取業者によっては、買取金額アップのキャンペーンを実施しているところがあり、キャンペーン期間中に査定に出すと、通常よりも高額で買い取ってもらえます。当社でも対象条件に当てはまれば、買取金額から最大20%上乗せするキャンペーンを実施中です。まだ処分するか悩んでいる方も、まずは買取査定に出して雛人形の価値を確かめてみましょう。

まとめ

雛人形はお子様のお守りのような存在であり、本当に処分してもよいか悩む方は多いでしょう。後悔せずに手放すためにも、家族で話し合い、納得のいく方法で処分することが大切です。

使わなくなった雛人形を無料で処分してお金に替え、他の人に大切にしてもらいたい方は買取業者への売却を選ぶとよいでしょう。当社では電話やメール、LINEでご予約いただければ無料で買取査定をしております。まだ処分方法に悩んでいる方も、お気軽にご利用ください。

この記事のポイント

雛人形の処分方法にはさまざまな仕方があり、後悔しないためにも納得のいく方法を選ぶ事が大切です。
雛人形の処分方法や、売却する場合の高く売るコツなどを紹介します。

 

【雛人形の処分方法7選】

  • 雛人形の処分方法①:買取業者に売る
  • 雛人形の処分方法②:神社・寺で供養して手放す
  • 雛人形の処分方法③:自治体のリサイクルセンターに出す。またはゴミとして回収してもらう
  • 雛人形の処分方法④:親戚や知人の女の子に譲る
  • 雛人形の処分方法⑤:保育園や介護施設などに寄付する
  • 雛人形の処分方法⑥:不用品業者に処分してもらう
  • 雛人形の処分方法⑦:フリマアプリやオークションで販売する

 

【処分したい雛人形を高く売るコツ】

  • 雛人形をきれいに手入れしておく
  • 付属品は全て揃える
  • キャンペーンしているお店を選ぶ

 

【雛人形をお焚き上げ供養する流れ】

  • 神社やお寺の人形供養に申し込む
  • 供養したい人形を預ける
  • 読経が行われる
  • お焚き上げされる
プリンスフラワー運営事務局
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この記事を書いた人

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